琺瑯看板探検隊が行く

町名看板① 全国編~北海道・東北(38)

町名看板

北海道では1958年(昭和33)開催の北海道博を記念して札幌市に貼られた町名看板が知られている。また、旭川市では地元の酒造メーカーである「男山」がスポンサーになった町名看板がある。
その他、苫小牧市や帯広市、北見市、釧路市でも町名看板が貼られている。 帯広で見つけた「バンビキャラメル」がスポンサーになっている看板は札幌市内でも数ヶ所に貼られていたことが確認されているが、すでに消失している。
東北地方では仙台市、山形県新井市、山形市、盛岡市で見つかっている以外はほとんど現存していないようだ。
仙台市では大崎八幡宮がある青葉区八幡エリアを中心に古い民家に貼られている。一方、宮城野区では仙台駅東口周辺の区画整理により、2003年を境に町名看板が消失した。名掛町、東七番町に貼られていたことが記録として残っているが、今では見ることができないのが残念である。
また、若林区土樋にも2017年まで短冊型の町名看板が残っていたが、残念ながら建物の建て替えのため消滅した。撮影はほんの一週間のタッチの差で逃してしまった。参考までに地図アプリで確認した画像を収録した。
※画像/北海道(2013.5.18)

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つちのこ プロフィール
つちのこ
岐阜県在住。
歩き旅とB級グルメの食べ歩きが好きな定年オヤジです。 晴耕雨読ならぬ“晴読雨読”生活に突入し、のんびりとした日々を送っています。
2020年には、少年のころからの夢だった、北海道から鹿児島まで日本列島を徒歩で縦断。
旅の様子はブログ『つちのこ更新日記』で発信中です。


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