町名看板② 仁丹編~京都市伏見区(13)
伏見区の仁丹看板は“伏見市”になっているが、伏見市があったのは、昭和6年までである。ちなみに伏見市の誕生は昭和4年なので、看板はこの間に設置されたものと考えられている。
TMさんのサイト「悠久の思い出」には2005年から確認された16枚が収録されているが、2016年までの探険では4枚の消失確認と、1枚は未確認となった。
また、「東大黒町」のように、家屋の壁のリフォームが行われた後も同じ位置に貼られたケースもあり、嬉しい確認となった。 更に、伏見区の仁丹看板は、同じエリアに「メンソレータム」がスポンサーとなっている町名看板と競合しているのも特筆できる。
※仁丹看板については再訪再撮影も多くあり、撮影日は最終確認日とする。
※画像/京都府(2012.4.8)