町名看板② 仁丹編~京都市その他(41)
中京区は昭和4年に下京区より分区された。現在中京区の銘が入って残っているものは、平成版を含めて2005年以降確認分で13枚である。平成23年に復活された平成版「先斗町通四條上る下樵木町」は先斗町の飲み屋が並ぶ通りにかかっている。
東山区は昭和4年に下京区より分区されたが、現在、東山区内で確認できるほとんどが下京区の銘が入った看板である。東山区の確認された看板は2枚であったが、「一橋宮ノ内町」は残念ながら消失した。
左京区も昭和4年より上京区より分区。松ヶ崎、山端地区を中心に13枚が確認されているが、家屋の取り壊し等で消失が相次いでいる。
昭和6年に誕生した右京区には、4枚の看板が確認されている。また、木製看板については、2012年の仁丹樂會の調査で14枚が確認されているが、2016年5月現在で9枚発見。いずれも文字の褪色が激しく、読み取りが難しい状態のものもある。
※仁丹看板については再訪再撮影も多くあり、撮影日は最終確認日とする。
※平…平成版
※画像/京都府(2016.5.27)