ガラス・畳(12)
ガラスは日本板硝子と旭硝子が双璧のようだ。今でもガラス屋の店先にはよく見かける看板だ。たたみの看板はこれまでいくつか見つけているが、いずれも廃業した店先に掛かっていた。
従来からの日本家屋が減り、生活様式が変わったことによりフローリングの床が増えてくると、昔ながらの畳屋商売は厳しいことだろう。
※画像/三重県(2005.3.13)
ガラス(6)
たたみ(4)
表具・パネル(2)
ひとくちメモ
▼日本板硝子
日本板硝子㈱ 東京都港区。1918年(大正7)、コルバーン式製板法による板ガラスの製造を目的として、米国リビーオーエンスフォードグラス社から技術導入し、日米板ガラス株式会社として設立された。
▼旭硝子
旭硝子㈱ 東京都千代田区。旭硝子(AGC)は、三菱グループで1907年(明治40)に岩崎俊彌が創立した、日本のガラスメーカー。1909年に 尼崎工場(現在の関西工場)で板ガラスの製造を開始。
▼セントラルガラス
セントラル硝子㈱ 東京都千代田区。1936年(昭和11)山口県宇部市に設立された宇部曹達工業株式会社を母体に創業。ソーダ工業製品をベースに肥料事業に展開、その後、1958年(昭和33)にガラス事業に進出し、1963年(昭和38年)に社名をセントラル硝子株式会社に改めた。