雑誌(15)
雑誌の看板は新聞社発行のものを除いて少ないカテゴリーだ。 農協系列の「家の光」はよく見かける看板。「婦人公論」「婦人生活」は昭和30年代に人気を誇った婦人雑誌である。
※画像/茨城県(2006.7.29)
雑誌(15)
ひとくちメモ
▼家の光
社団法人家の光協会 JAグループの出版・文化事業を営む団体。本部は東京都新宿区。『家の光』(いえのひかり)は1925年(大正14)に創刊された月刊誌。農家の主婦層を中心として、子どもからお年寄りまでをターゲットにしている。当時、情報に乏かった農村部を中心に迎えられ部数を伸ばした。農協を通じて配布する形態を取っているため、都市部の非農業従事世帯が接する機会は限られている。
▼聖教グラフ
聖教新聞社 『聖教グラフ』は1959年(昭和34)(現・グラフSGI)創刊。
▼婦人公論
婦人公論 ㈱中央公論新社の雑誌。創刊は大正5年(1916年)1月。「自由主義と女権の拡張を目ざす」がコンセプト。これは実用記事が多かった同時代の「主婦の友」(1917年創刊)「婦人画報」(1905年創刊)「婦人倶楽部」(1920年10月創刊)のなかでひときわ異彩を放っていたといわれている。現在は毎月7日、22日の発行。
▼婦人生活
婦人生活社。2003年1月自己破産。1947年創業。育児誌「マタニティ」「ベビーエイジ」などの育児雑誌や生活関連の書籍を刊行する出版社として活動してきた。『婦人生活』は1947年創刊。1986年休刊。
▼週刊朝日
「週刊朝日」は朝日新聞社㈱の雑誌。1922年に創刊され、サンデー毎日と並ぶ老舗週刊誌。毎週火曜日発売。