琺瑯看板探検隊が行く

ホーローの旅

レポート10 美濃から飛騨の玄関口へ

2005.2.27
岐阜県可児市~美濃加茂市~川辺町~七宗町~下呂市~白川町


探検レポート10

ようやく3月、春になった。ぽかぽか陽気に誘われて、飛騨金山(下呂市)まで足を伸ばすことにした。
まずは以前より気になってた美濃太田の町。中山道が通っている宿場町だが、駅周辺は開発されており、路地から路地を丹念に探してみるが、琺瑯看板は見つからない。今度は1キロ離れた宿場町に移動して何枚かゲット。珍しい看板を期待していただけに、少々残念。
美濃太田から川辺町に向かう。国道41号からはずれ旧道をくまなく探しいてく。意に反してやはり収穫は少ない。
いつものことだが、見落としもきっとあるに違いないと考え、次回念入りに探すことにする。
国道41号から分かれると、太陽桜学生服と忠臣学生服を貼ったジョイント屋敷がいきなり現れた。
道路は山間の集落を縫うように走り、ところどころ固められた雪が残っている。探検を続けるが琺瑯は発見できず、気づいたときには飛騨金山の国道41号に飛び出していた。
今度は金山の町をくまなく探索。うーん、収穫はない。金鳥やキンチョールばかりが目につく。飛騨路の玄関口の町なので、大いに期待したが結果は不発に終わった。 雲行きが怪しくなり、とうとう引き上げることにする。
国道を白川に向けて南下すると、飛騨川を挟んだ対岸に看板屋敷が見えた。間違いない、琺瑯看板である。地図を見ると下油井という駅が近い。位置的には白川町に入っている。酒と金鳥の看板をゲットできた。
いよいよ空が暗くなったこともあり、白川町の中心をぐるっと回って通過。じっくりと探検したいところだが、次回につなげることにし、帰路に着いた。
(2005.3.27記)



2005年探検レポートへ

Profile

つちのこプロフィール
つちのこ
岐阜県在住。
歩き旅とB級グルメの食べ歩きが好きな定年オヤジです。 晴耕雨読ならぬ“晴読雨読”生活に突入し、のんびりとした日々を送っています。
2020年には、少年のころからの夢だった、北海道から鹿児島まで日本列島を徒歩で縦断。
旅の様子はブログ『つちのこ更新日記』で発信中です。


琺瑯看板探検隊が行く
SINCE 2005.3.17