ホーローの旅
レポート11 うだつが上がる町、岐阜県関市を歩く
2005.2.27
岐阜県関市~美濃市
琺瑯看板の探検を始めてから約1ヶ月。大塚系看板の中でも崑ちゃんのオロナミンCと松山容子のボンカレーはいまだに見つけることができない。
洟垂れ小僧の頃の記憶を辿ると、このふたつの琺瑯看板はどこにでもあったような気がする。それに時代的に見ても昭和40年代後半のものなので、それなりに残っていてもいいはずだ。なのに、見つからないのはどうしてだろう。
推測するに、オークションで人気アイテムだということが反映しているのではないかと考える。琺瑯狩りの格好の標的になっているのではないだろうか。
ともあれ、これだけ探していまだに発見できないのは悔しいではないか。 そうこうするうちに、琺瑯看板のサイトで、岐阜県関市の旧い町並みの中にボンカレーの姿があった。八百屋の軒下に「ミタス」とお揃いで松山容子が写っている。これを見たらいてもたってもいられなくなってしまった。
そうだ、今回はボンカレーゲットの探検なのだ(笑)。
関の町で、写真の八百屋を発見したが、結果は……無くなっている、ボンカレーが。
ミタスの看板の下にあったはずのボンカレーがないではないか。うー、ショック。 こうして僕のボンカレーゲットはまた伸びてしまった。
こうなったら止められねぇ。ボンカレーと崑ちゃん見つけるまでは止められんー(笑)。
(2005.3.29記)