ホーローの旅
レポート17 北陸でみちくさ、石川の旅
2005.3.24
石川県白山市~小松市
今年になって既に6回も石川県金沢に出張した。
琺瑯看板にはまってからは、特急しらさぎの車窓から地図と首っ引きで車窓から見えるお宝を探している。指定席は必ず禁煙席のA席。行きは西側の景色、帰りは東側の景色を見ながら琺瑯のありかを地図に記入していく。
こうしてほぼ名古屋から金沢間のお宝の生息位置はほとんどチェックができた。 今回は、時間をなんとか捻出して出張帰りに小松~金沢のJR沿いの琺瑯を撮影しようという目論見である。
とは言え、時間的な都合で、途中下車は2回しかできそうもなく、野々市~松任間の2枚と、明峰~小松間の2ヶ所に絞る。他にも美川駅付近にも琺瑯の姿を確認をしているが、次回に回すことにした。
野々市~松任間の琺瑯看板については、昼食の昼休み時間に会社の同僚に車で連れて行ってもらって撮影した。
仕事が終わって、松任駅から各駅停車に乗車。明峰駅で下車して、線路沿いのポイントを探しながらゆらゆらと歩く。時折、特急電車が警笛を鳴らしながら背中越しを猛スピードで抜けていく。なかなかスリルがある。
私は重い出張鞄と、ビジネスシューズにスーツ姿。そして首からデジカメをぶら下げて、線路沿いの家に向けてカメラのシャッターを押しているという、いかにも怪しい男。
すばやく白ダイやキッコーマンという初物のお宝写真をモノにする。
気をよくして、小松駅までのんびりと歩く。どんどん線路から逸れて、まったく方向違いの道を歩く羽目になり、結局、汗だくになって6キロ程の距離を歩いてすっかり暗くなった小松駅に倒れこむように到着した。
なかなか骨が折れる出張琺瑯探検だった(笑)。
(2005.4.7記)