琺瑯看板探検隊が行く

ホーローの旅

レポート32 和紙の里へ、愛知県小原探検

2005.5.8
岐阜県多治見市~愛知県豊田市


探検レポート32

GW後半の探検第二弾。今回は自宅からわずか20分そこそこの超地元。多治見市南部からひとつ山を越えるとそこは愛知県。
藤岡町経由で和紙の里として有名な旧・小原村(現・豊田市)を訪ねることにした。 自宅から近いといってもこれまで和紙作りにはなんの興味もなかったので、小原村を訪れたことはなく、琺瑯看板探しがなかったらこの先もまず訪ねることはなかっただろう。
藤岡町は豊田市へ抜けるルートとして何度か通っていたが、看板目的に走れば見慣れた風景も一変する。それが証拠に、国道沿いの食料品店でタバコの自販機の陰に隠れている松山容子さん(ボンカレー)を見つけた。
これに気をよくして一気に調子が出るかと思われたが、その後のアタリはなく、小原村までのんびりと走る。狭い村なので南北に走る村道をくまなく走っても時間はかからない。その結果、タバコの戦前モノや、自転車看板などを見つけてまずは満足。
帰路は過去何回かの探検で琺瑯生息率ゼロの折り紙をつけた笠原町を通るが、適当に入り込んだ狭い路地で古びた酒屋を発見。なんとその軒下に「サンビシしょうゆ」の看板が。
ついに汚名を挽回した笠原町であった(笑)。 自宅を出て帰宅するまでわずか2時間の探検だったが、笠原町の収穫によって十二分におつりがくるほどうれしい日になった。
(2005.5.22記)



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つちのこプロフィール
つちのこ
岐阜県在住。
歩き旅とB級グルメの食べ歩きが好きな定年オヤジです。 晴耕雨読ならぬ“晴読雨読”生活に突入し、のんびりとした日々を送っています。
2020年には、少年のころからの夢だった、北海道から鹿児島まで日本列島を徒歩で縦断。
旅の様子はブログ『つちのこ更新日記』で発信中です。


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