琺瑯看板探検隊が行く

ホーローの旅

レポート351 都内から市川へ、ぶらり3万9千歩

2016.10.24
東京都江東区~江戸川区~千葉県市川市~東京都葛飾区


探検レポート351

秋晴れの週末、新幹線で東京へ向かう。今回で5回目となった都内の町名看板探しの旅である。
いつもなら旅費をケチって、仙台から夜行高速バスで行くところだが、たまにはリッチな旅も良いだろうということで、往復の新幹線利用に決める。
東京駅からまず目指したのは、江東区大島。今日の計画は荒川を渡って江戸川区船掘、そのまま北上して新小岩へ。 更に江戸川を越えて千葉県市川。そして、折り返して葛飾区金町という、地下鉄やJR、京成本線を乗り継いでのぶらり散歩である。
都営新宿線東大島駅で下車し、県道50号線を西に向かう。1枚目のゲットは「大島7丁目38」。ひっそりと残る木造の民家に貼られていた。
1枚目で空振りをすると、一日の不出来を予言するようでモチベーションが下ってしまうが、幸先の良いスタートである。 しかし、そのまま500メートルほど北上したポイントにあるべき看板は、すでに剥がされた跡が残っており、空振りとなってしまった。
ワンヒットワンエラーというところか。 再び東大島駅に戻り荒川を渡って隣駅の船堀駅で降りる。ここから松江、中央、松島までのエリアは町名看板が多く残るとっておきの散歩コースとなる。

探検レポート351

町工場や小さな民家が並ぶ複雑に絡んだ道を地図を見ながら撮影していく。 松江4丁目から小松川の交差点に出ると、昭和の雰囲気が残る片屋根がついた商店街が迎えてくれた。 モノクロが似合う町の雰囲気があり、思わずシャッターを切った。 ここまで1万2千歩である。
足が痛くならないように気づかいながらそのままJR新小岩駅まで歩き、江戸川を超えて千葉県市川に移動。 起点は本八幡駅。駅前のラーメン店で腹ごしらえをした後、気合を入れて歩き出す。
まずは往復4キロの大和田2丁目の町名看板の撮影。これで一気に歩数計のカウントが上がった。 再び駅に戻り、踏切を渡って駅周辺に散らばる看板を撮影していく。
踏切近くに残っている看板もあって、よくぞ残っていたという思いと、古きものが保存されている市川の懐の深さを感じる。
そのまま京成八幡駅まで歩き、隣の菅野駅へ。ここから平田、新田、須和田といったエリアの探検である。歩数はすでに2万8千歩を超え、足の痛みも少し出てきた。 痛みがマメになって、水泡が破れ、足を引きずって我慢大会…最悪のパターンなりそうな予感がよぎる。
これまでの探検で1日に歩いた最高は4万6千歩というのがあり、この時も最後は我慢大会となり、痛みで顔をしかめならがらのゴールとなった。

探検レポート351

さて、へとへとになって京成市川真間駅にたどり着き、京成高砂で乗り換えて、京成金町で下車。いよいよ最後の踏ん張りだ。
飲み屋が軒を並べる商店街を通り抜け、金町1丁目へ。この辺りは何度も訪ねているが、まだまだ撮り残しがあり、また他サイトからの情報もあって興味深いエリアになっている。
今回の探検でもストリートビューで確認できなかった新規の看板を見つけることができた。 最後はJR金町駅近くで1枚を撮影し、足の痛みを我慢しながら電車の客となった。
歩いたり、3万9千歩。 ぶらり、のんびりと散歩の感覚で歩くつもりが、アスリートのごとく、遮二無二歩いた久しぶりのハイスコアになった。
古い家屋や銭湯、銀杏並木の神社、飲み屋街の路地…。
まったく飽きがこない町名看板探検は、思いつくまま歩いているだけで、日ごろのストレスがどんどん消えていくような気がした。
(2018.2.25記)
※画像上/京成金町駅から飲み屋が並ぶ商店街を歩く。夜は酔客で溢れるのだろうか。
※画像中/江戸川区小松川付近。モノクロが似合う商店街が迎えてくれた。
※画像下/小さな運河を見ながらのんびりと歩く。



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Profile

つちのこプロフィール
つちのこ
岐阜県在住。
歩き旅とB級グルメの食べ歩きが好きな定年オヤジです。 晴耕雨読ならぬ“晴読雨読”生活に突入し、のんびりとした日々を送っています。
2020年には、少年のころからの夢だった、北海道から鹿児島まで日本列島を徒歩で縦断。
旅の様子はブログ『つちのこ更新日記』で発信中です。


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