琺瑯看板探検隊が行く

ホーローの旅

レポート352 ごちゃまぜミニ探検21 2016~17年度編

2016.3.2-2017.10.19
北海道札幌市、北見市、福島県郡山市、岐阜県高山市、東京都台東区、東久留米市、西東京市、北海道北見市、岐阜県多治見市、北海道阿寒町、山口県萩市、島根県益田市、太田市、福島県郡山市、山形県山形市


探検レポート352

低調で終わった2016年の探険。総括するほどの収穫もなかったが、北海道道南、岩手県南三陸のドライブでの探険は印象に残った旅となった。
年々減少していくホーロー看板だが、それに連動してシャッターを押す機会も少なくなるにつれ、クルマでの旅はドライブの時間が長くなってしまうのがこのところの傾向である。
さて、そんな中でも12回ほどのミニ探検を行ってきた。出張中のランチタイムで偶然見つけた北見市の町名看板は、まさか北見に…という驚きだった。オホーツクの街・北見のそれは、おそらく国内最北の町名看板ではないかと思う。
出張から帰宅し、二匹目のドジョウを狙ってストリートビューでの机上探索を行ってみると、もう一枚発見!!。8月に再度撮影することができた。
道内の町名看板は札幌市、苫小牧市、帯広市にわずかながら残っているが、記録では釧路市にもあったことが分かっている。これまでの釧路の探検やストリートビューによる探索では、今のところ空振りである。
さて、2016年のミニ探険で棚ぼた的な撮影ができたのが、カミさんと同行した11月の山陰の旅。 広島から萩、石見銀山、出雲大社の世界遺産を巡るコースだったが、期待していなかったにもかかわらず、何枚かのホーロー看板に出会うことができた。

探検レポート352

島根県太田市で見つけた『蝮薬』の看板は初見。これはネットの情報で、広島県内で撮影されていることを掴んでいたが、偶然にも石見銀山に向かう山中で見つけることができてラッキーだった。
それにしても蝮薬とはどんな薬だろう…ということで気にになって調べてみると、どうやら胃腸に効く薬のようだった。 更に、石見銀山の大森地区に向かう集落で菅公学生服と金鳥、キンチョールペア看板が仲良く並ぶ屋敷を発見。
ここを訪ねたのは2008年に続いて二度目だが、前回の探検で気づかなかったことが不思議だ。 ともあれ、この看板屋敷はそのローケ―ションといい、存在感といい、いにしえの昭和を感じる素晴らしい風景の中に残っていた。
今となっては稀有で貴重な風景と断言できるが、これからも細々と続くだろう私のホーロー探検で、再びこうした風景に出会うことができるだろうか。
偶然での邂逅を、ホーローの神様にぜひお願いしたい。
(2018.4.8記)
※画像上/石見銀山大森地区。旧代官所跡もあり、素晴らしい町並みが800㍍に渡って続く。
※画像下/石見銀山羅漢寺。五百羅漢を安置するために建立された寺院で、岩窟に安置された石仏の数に圧倒された。



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Profile

つちのこプロフィール
つちのこ
岐阜県在住。
歩き旅とB級グルメの食べ歩きが好きな定年オヤジです。 晴耕雨読ならぬ“晴読雨読”生活に突入し、のんびりとした日々を送っています。
2020年には、少年のころからの夢だった、北海道から鹿児島まで日本列島を徒歩で縦断。
旅の様子はブログ『つちのこ更新日記』で発信中です。


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SINCE 2005.3.17