ホーローの旅
レポート38 雨の日の近場探検 瑞浪から御嵩町へ
2005.6.11
岐阜県瑞浪市~御嵩町~八百津町~多治見市~愛知県春日井市
この日、東海地方は梅雨に入った。
朝からシトシトと降る雨を見ていたら気持ちまでめげてきそうだったが、「雨の日こそ琺瑯探検だ」とカミさんにうそぶきつつ、出かけることにした。
といっても、やはり雨にはかなわない。一歩家を出たとたんに激しく降りだした。長野県まで行くつもりが、一気にトーンダウン。近場の瑞浪市から中山道沿いに御嵩町まで行くことに変更する。
大鍬宿~細久手宿~平岩と地元にいてもついぞ縁が無かった旧街道を走る。狙いの琺瑯看板はあまりないが、鬱蒼とした山林地帯を抜けると突然現れる宿場に、江戸情緒を感じさせてくれるのはなんともいえずに風情があり、贅沢である。
御嵩町と八百津町は二度目であるが、前回はまだ探検を始めたばかりであり、いわゆる“探索眼”がまったく無かったが、今回は激しく降る雨の中にも関わらず、国道から逸れた脇道で看板商店を見つけたり、肥料の看板を見つけた。
自宅からわずか2時間弱の探検だったが、何とも爽快な気分にさせてくれる一日となった。
(2005.6.19記)