琺瑯看板探検隊が行く

ホーローの旅

レポート39 伊那谷から木曽谷へ、ぐるり周遊

2005.6.12
長野県飯田市~伊那市~塩尻市~木祖村~木曽町


探検レポート39

副隊長のあんもんと、長野県伊那谷へ先週の続きをすべく出発。
前回引き返した飯田市までは中央道を使う。伊那谷に入ると南アルプスや中央アルプスの稜線には残雪の姿はすっかり消えていた。盛夏が近づいているようだ。
飯田は町並みも新しく、琺瑯看板が潜んでいるような雰囲気には程遠く、早々に切り上げて高森町から飯島町経由で伊那市に向かう。
天竜川沿いに北上するが、小さな集落といえども探検隊的性分が邪魔をしてチェックせずにはおれず、看板を求めて何度も橋を渡り返す。
その甲斐があって、JR飯田線沿いは丹念に駅付近を探検すると思わぬところでお宝を発見できた。タバコのレアものや太田胃散、ミシンやヤンマーの看板屋敷などの収穫があった。
伊那市に入ったところで国道を見送り、今度はひたすら脇道を走る。期待通り綿や酒の看板を見つけることができた。

探検レポート39

ここまでの印象としては、長野県は思っていた以上に琺瑯看板の多産県ではないかということだ。 前回の売木村~阿南町~飯田までの探検(レポート37)や前々回の開田村~木曽福島~南木曽の探検(レポート35)を考えても、いずれも満足がいく収穫があった。
噂には聞いているが、県北部はもっと残存率が高いらしい。飯山市や丸子町、大糸線沿いなど、機会をみて訪ねたい。
桜で有名な高遠町は期待していたわりにはほとんど収穫がなかった。観光に力を入れているのか、町が“きれいに”なりすぎている。茅野に向かう手前で方向転換し、往路を戻ることにした。 雄大な中央アルプスを真正面にのどかな田園風景をのんびりと見ながら塩尻に向かう。
小さな集落がぽつりぽつりと出てくる県道で酒看板を何点か見つけるが、全体的に看板の陰は薄かった。
塩尻からは木曽谷の中山道沿いの集落を寄り道しつつ探検。看板の影は想像していた以上に濃く、木曽福島で前回撮り損ねた薬の看板をゲットしたところで、ようやく一日中首からぶら下げていたカメラをはずした。
今回はあわただしく伊那谷から木曽谷を周遊するコースだったが、日帰り探検としては充分満足のいくものだったと思う。
(2005.6.19記)
※画像上・下/木曽路を歩く



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Profile

つちのこプロフィール
つちのこ
岐阜県在住。
歩き旅とB級グルメの食べ歩きが好きな定年オヤジです。 晴耕雨読ならぬ“晴読雨読”生活に突入し、のんびりとした日々を送っています。
2020年には、少年のころからの夢だった、北海道から鹿児島まで日本列島を徒歩で縦断。
旅の様子はブログ『つちのこ更新日記』で発信中です。


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SINCE 2005.3.17