ホーローの旅

探検レポート　熊本県編

おそらく九州では福岡県についで看板多産県ではないだろうか。
焼酎をはじめ、綿の看板も多い。八代市北部の日奈久は、かつて“琺瑯の聖地”と呼ばれるほど、看板屋敷がにぎやかに並んでいたというが、今ではその面影はない。
阿蘇山を取り囲むエリアはねらい目だが、｢美人豆｣や｢ボンタンアメ｣等の、九州では定番の鉄道系の看板を時折見かける程度で思った以上に厳しい印象がある。
また、有明海沿いの玉名市、内陸の町、山鹿市は古い町並みも残り、お宝の“匂い”が濃いが、残念ながら看板はあまり見つけていない。かつてのホーロー王国。熊本も厳しい状況にあるようだ。
※画像／阿蘇山の噴火口を見る（2018.10.15）

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