ホーローの旅

探検レポート　福岡県編

九州の玄関口にある看板多産県。全国的に見て看板屋敷も一番多く残っているが、近年になって急激に消失していることが残念である。
県内全域に看板は残っているが、八女市から立花町を経由して熊本市に至る国道沿いや、みやま市～久留米市にかけての鹿児島本線沿いには看板屋敷も健在である。直方、飯塚市を中心とした筑豊エリアも捨てがたい。
また、久留米市周辺のうきは市、朝倉市、東峰村、添田町にもまだまだ看板の姿を見ることができる。2012年7月の集中豪雨で星野村で甚大な被害が発生し、ホーロー探検ができなかったことが心残りである。
博多や小倉といった都市部は厳しいようだが、近郊の宗像市や行橋市などはまだまだホーロー探険のエリアとしては魅力的である。 福岡県は綿や名産品といった九州の代表的な看板を多く見つけることができるのも興味深く、何度訪れても新しい発見があり、まったく飽きがこないエリアである。
※画像／ 博多中州の屋台街（2006.8.8）

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